弊社サイトを訪れてくださり、誠にありがとうございます。
弊社は、環境コンサルタント、と自称したいところですが、そうするには技術力が中途半端なのが残念なところで、誠に恐縮です。
ですが、建設コンサルタントや開発コンサルタント、省庁等での勤務経験(派遣等の非正規が多いのですが)から、実務・作業レベルではそこそこなんでも対応可能だと自負しています。
環境部門(環境影響評価)での技術士に長年トライしていますが、なんとか筆記試験に通っても、口頭試験で不合格になったりしており、いまだに取得できておりません。
なぜ環境影響評価なのか。
単にアセス図書を作成するのがすごく好き、という部分が大きいと思います。
ただ、環境影響評価は、その手続きを通して、様々な立場のステークホルダーが意見を交わし、よりよい事業を作り上げていくためになくてはならないツールである、という考えも大変好きなのだと思います。分野横断的、様々な専門的知識の集合知が求められるというあたりも好きなのかもしれません。いつまでたっても知らないことばかりだなあ、と思いつつ、最新の知見を追おう、とする意欲だけは保ち続けたいと思います。
年齢も年齢だし、いい加減諦めたらいいようなものですが、年に一度、真剣に試験に取り組み、自分の考えをまとめる経験が楽しいのもあり、とりあえず、当面はあきらめないでもいいのかなと思っています。
しっかりしたコンサルタント会社の皆様のように、立派なプレゼンをしたりすることも不得意ですが、中学生のころから50年近く、常時、自然や生き物、地球環境について考えを巡らせ、環境関連業界に、様々な立ち位置から、つかず離れずしてきた経験は希少だといえるかもしれません。
幼少時より奈良の大台ケ原山や北アルプスを親とともに歩いたり、スキーをしたりする中で、日本の山岳地帯のすばらしさに魅了され、ずっとあこがれを持ち続けてきています。最近復活した伊藤新道ですが、11歳の時に歩いたことがあり、人生が終わる前にもう一度伊藤新道を歩きたいという夢もあります。
10歳の時に初めて晴天の北アルプス表銀座を歩いた経験は、人生を左右するものだったと痛感しており、この気候変動に直面した時、あの素晴らしい景観、自然環境が変わってしまうことに大変深い危機感を覚えました。この流れの中では、北アルプスにある氷河もあの素晴らしい世界も、近い将来失われてしまう、変わってしまうことは避けられないのだろうと思うと、残念でなりません。
日本は本当に豊かな自然に恵まれており、素晴らしい場所がたくさんあります。まだまだ知らないところが多すぎて、私などが語ることもおこがましいと思ったりします。
大阪で生まれ、北海道の大学に進学し、子育てをしながら埼玉で過ごした経験から、北海道のすばらしさはもちろん、首都圏に隣接している秩父多摩甲斐国立公園の広さ・山深さに衝撃を受け、この素晴らしい多様な自然環境を保護・保全・利用し続けるためには、日本の国立公園を応援するしかない、応援したい、という気持ちを持つようになりました。
最近、東北に縁があり、何度か行く機会があったことから、その自然環境や文化について体感し、学び、東北をより深く知りたいと思いを新たにしました。
また、字も読めない幼少時から、手塚治虫氏による「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」に親しみ、「三つ子の魂百まで」のことわざどおり、いまだに動物が好きで、あの夢のような理想郷や、科学技術にあこがれを抱いています。
うちでは常に保護猫を飼っています。現在は3匹。また、25歳になるミシシッピアカミミガメもいます。もしかしたらこの子は私より寿命が長いかもなあと思いつつ、私が先に死んだ場合は家族に託すことになっています。
もう少し経営が上向けば、家族だけではなく、法人として、広く深い知見をお持ちの方や、弊社代表が不得意なことにも精通した素晴らしい方に参加していただけるようになるといいなあと思い、日々研鑽に励んでおります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年7月18日